緑と湧水と流れの会 会報VERDA39号 2007年7月
自然を楽しく学び、残していく活動を、ご一緒にしませんか?
会員募集 連絡先 電話 048−462-9912 高橋 http://verdaw.hp.infoseek.co.jp/
報告1 新倉ふれあいの森・第二回植生調査
6月17日に牧野先生にお出で戴き、ヤマブキソウ群落内、斜面林の植生調査を行ないました。ヤマブキソウ群落内10m四方を4区画に分けた中で、南西、北西区画は、26%のヤマブキソウの植比率です。南東、北東区画は4%以内です。キチジョウソウも全体に植比率が高いです。ホウチャクソウは昨年より急に減少してきていますが、やはり3%にとどまっています。
報告2 樹林公園・夏の観察と保全作業
2001年暮れに市内で集めたドングリを鉢で育て、翌年4月に子供たちとドングリからの苗を樹林公園で育てる森作り活動をスタートし、和光市民新報の記事「樹林公園の衣替え」で紹介しました。(写真1)9m2のコナラ・クヌギの苗床を作っているところです。(写真2)2003年2月に苗を3m間隔で広さ2500m2に定植しました。写真はその夏の草刈りの様子です。草の勢いに太刀打ちできません。(写真3)毎年の手入れの効果で、2007年夏には若木の林になりました。5年前に芽を出したアカメガシワは6m、今年一本間伐しました。
★ 新倉ふれあいの森
植物の名札付け、エリア毎の柵作り、草刈り、季節の観察記録を水、土曜日午前随時実施
★ 白子湧水群 7月25日(水)
PM1時半〜3時半 白子コミセン
和光の湧水の仕組み(調査から分ったこと。発表 高橋)
★ 和光樹林公園 主に火曜定点活動(10時〜11時半)で、観察・手入れ
★ 自然環境調査の活かし方(植生調査を基に自然を良く見て理解し守る方法)
8月25日(土) PM1時半〜4時 新倉ふれあいの森
白子、新倉の調査を基に、理解を深め、保全に役立てていく勉強会です。