緑と湧水と流れの会 会報VERDA33号 2007年3月




 
3月10日 9時より、環境課小泉さんご案内の午王山の観察に参加しました。

市民会議でも数回視察し、森づくりを計画しているところです。

会では、湧水と緑地の調査の経験から里山再生を行っているところで、午王山についての現状と森づくりについて簡単に説明をしました。巨木

将来的には、周囲の緑と連続した林とするために、長年クズで覆われた現在の森の再生が必要です。

 クズは、毎年刈っていれば草として扱えますが、長く放置すると樹木として成長 し、他の樹木を枯れさせてしまいます。このようなことから、今クズの幹、蔓を切り取ることが必要です  

 蔓が絡んでいる巨木に出会いました。イヌザクラではないかと思いますが、花が 咲くのが待たれます。太い蔓を切り取りました。この巨木を生かしていきたいです。

 斜面のごみ

クズきり 貴重植物も観察できました。午王山の貴重な生態の一員です。踏み込まないよう に赤いテープを張りました。保全しながら森再生が必要です。

 急な斜面林内には、ごみも散乱しています。不法に投棄された貴重種エリアのご みの除去も、森づくりには大切な活動です。

    
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